試験に出る時事問題ワード 加藤綾子【3分でわかる】問題と解説は進学塾サピックスが作成

中学受験に向けて頑張っている小学生必見、 一般教養を高めたい大人の人たちにも使える知識をご紹介している。
問題と解説は大手進学塾・サピックスの社会科の先生が作成。

先生に、特に復習しておいた方がよい時事用語、試験に出ると予想できる上位5つの重要ワードを選んでもらった。

まず、第4位「食品ロス」。
想定される入試問題として、この言葉からこんな問題で紹介した。

「食品ロス削減推進法が施行され、食べられるのに廃棄される食品を減らすという取り組みに日本全体でよりいっそう力を入れていくことになりました。従来から、余った食品の寄付を受け、福祉施設などに提供することで、食品ロス削減に重要な役割を果たしてきた団体・活動を何というか」

答えは、フードバンク。
これは、これからの時代、大変重要な存在になってくるとみられる。

フードバンクは、食品の提供を原則として無償で受ける。

企業からは、規格外の商品や賞味期限が近づいて返品や出荷ができなくなった商品。
また、一般家庭からは、贈答品などの中から余った食品を提供してもらう。

これを福祉施設などに提供するという流れ。

続いて、“試験に出る順予想”第3位の時事用語、「ベルリンの壁 崩壊から30年」。

2019年は節目の年だったため、以下のような問題で紹介した。

「意見が対立した際に必要なことは、相手の立場や考え方などに配慮することですが、近年では、国内の特定の人々に対し『利益の供与』を前面に押し出すことで支持を得ようとする大衆迎合主義、いわゆる(  )に頼るものが増え、このことが国内の対立や民族の分断をより深刻にすることもあると指摘されています」

(  )に入る言葉は何か。
「1.ナショナリズム 2.ポピュリズム 3.グローバリズム」

答えは、ポピュリズム。

ただし、このポピュリズムという言葉にも注意が必要。
本来この言葉は、一部のエリートが国を動かすという思想に批判的で、一般大衆の利益や権利を守るという考え方を指す。

ところが、近年では政治課題の解決や複雑な対立に正面から取り組むことなく、単純化して人気取りに走る「大衆迎合」というマイナスの意味で使用されることが増えてきている。

ベルリンの壁が崩壊した1989年は、社会主義を維持してきた独裁政権が東ヨーロッパで次々に倒れ、民主化が進んだ年でもある。

しかし、今、ヨーロッパの中には移民の排斥を掲げる極右勢力「ポピュリズム」が勢いづいているところもある。

また、アメリカではトランプ政権が誕生して自国第一主義。
メキシコとの国境沿いに壁の建設も進めている。

こうした政策により分断が深刻化しているということもある。

本当に民主化が進んでいるのかと考えさせられる時期でもあるわけだが、受験生にとっては、まず難関校という壁を突破してもらいたい。

※第2位と第1位は次回ご紹介します

(2020/01/17)

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